2019.06.23

衝撃の軽トラ出現す!

由一無二の美しさ、架装のこだわりの素晴らしさは軽トラの概念を遥かに超える!


オーナー:堤 紀仁さん
車両:DAIHATSU HIJET JUMBO

職人との信頼関係から想像を絶するスタイリングは生まれた!

圧倒的多数の人が支持するモノを、生み出すことのできる人がいる。その人に必要とされる要素は、いくつかあるはずだ。まず独自のアイディアを考え出せること。そのアイディアは、洗練されていて、人々の感受性を刺激するものであること。さらに、それをカタチにできる手段を持っていなければ意味がない。また、その対象が使うモノならば、実用性を欠いては、つけられる評価も低くなる。

ここに紹介する「姫翔丸」のオーナーである堤さんは、かつてエルフの車載型クレーン車でアートトラックの醍醐味を堪能していた。手がけた車両は、その魅力で話題となり、滋賀近郊の、とくにアートトラックの愛好家の間では、憧れの車両と目されていた。

誰もが納得する美しくもカッコいいカスタマイズは、堤さんが考え出したもの。生来のセンスの良さというのか、美しさを見極めることのできる眼を持っていた、ということなのだろう。それに加え、センスに富んだアイディアを見事に具現化する手も、持ち合わせていたということでもある。

堤さんが姫翔丸を製作するに当たり堤さんが目指したのは、「誰も見たことのないスタイル、他の誰よりも先を行くカスタムを作り出すこと」。自問自答を繰り返す中で辿り着いた答えが、日本で一早く軽トラをフルステンレス化することだった。ステンレスパーツを取り入れたカスタムはこれまでもあったが、内外装をステンレスで覆ってしまうその意外性と洗練されたスタイルは、軽トラカスタム界では皆無だったのだ。

さてアイディアの具現化のために製作を委ねたのは、兵庫県神戸市にある工房「オーダー」。代表の金山浩之さんは、卓越したステンレスワークでアートトラック史に残る数々の名車をアート界に送り出してきた御仁(もと高橋ボデーの職人)。製作の依頼から完成までの1年半、金山さんと幾度となく打ち合わせを重ね、デザインを丹念に練り上げ、当初のイメージを大きく越える1台が完成した。堤さん渾身のカスタマイズをここに紹介しよう。


■軽トラ CUSTOM Magazine VOL.6 掲載記事より抜粋

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