2020.05.25

ジムニー納車待ちは短縮せず?! 先にライズ/ロッキーを買う人続出か?



コロナの話題でいうと、ジムニーおよびジムニーシエラの組み立てが行なわれている湖西工場の操業については、一時期は海外調達部品の遅れによって休業する日もあったが、現在はほぼ平常通りに戻っているというのがスズキの発表である。

さて、ジムニーとジムニーシエラ合わせて3,000台規模の月販があるのに1年待ちということは、現実に30,000人以上が納車待ちの列にいるということになる。それだけの人数がいれば、中にはさまざまなことを考え、実行する人が出てくるのは当然である。

正規ディーラーで手に入らないなら、別のところで手に入るところはないだろうか。実はある。中古車販売店だ。

発売からすでに2年ほどになるため、初期に手に入れた人の中には手放す人も普通にいる。それが店頭に並んでいるのだ。メリットは、とにかくジムニーがスグに手に入ること。現物がそこにあるわけだから、お金を払えば手に入るわけだ。ただしデメリットもある。常識外れの人気車でしかも品薄となれば、当然のように値段は上がる。モノによっては新車価格と同等かそれ以上になる場合もある。それでも買う人がいれば値段は下がらない。

そんな一方で、ジムニーに乗るのは後の楽しみに取っておいて、当面は別のクルマを買って乗っていることにしようか。そんな人も実は多数いるようだ。ジムニーが頭にありながら、そうした人たちが見ている別のクルマとは何か。スモールSUVとして昨年末に彗星のごとく現れたトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーだ。


トヨタ・ライズ


ダイハツ・ロッキー(オプション装着車両)

ライズとロッキーは、中身は同じクルマでフロントマスクデザインや装備内容の詳細が異なるのみ。現在、月間の販売台数は2台合わせて13,000~17,000台レベルで、SUV部門ではダントツの勢いだ。売れてる理由は価格が安いこと。こう言うとミもフタもない感じだが、実際価格帯としては軽ジムニーの高い方のグレードと同等くらいからジムニーシエラを少し超えたあたりまでに収まる。車両価格からするとジムニーシリーズと完全に同等なのだ。

それでいて軽自動車ではないからジムニーに比べれば室内の広さには余裕もあるし快適だ。室内の造りも豪華というのは無理だが、価格を考えれば十分な質感を持っている。エンジンは1.0ℓターボだが日常のシーンで不足を感じることはないし、十分な動力性能を持っている。開発および製造はダイハツが担当するが、ダイハツのラインナップとしては久々のSUVでもあり、かつてタフト、ラガー、ロッキーで定評を得ていたこだわりが発揮されている。

すなわち、ライズ&ロッキーはSUVとしての基本性能は高く評価されており、それでいて割安な価格という武器を持っているのでSUV初心者からも支持を得ているのだ。だからジムニーがすぐには手に入らないなら、こちらに先に乗ってみようかという人がいるのもうなずける。

トヨタ・ライズ&ダイハツ・ロッキーについて詳しくは
https://automobilesjapan.com/articles/detail/385

ジムニーの納車待ち対策について書いてきたが、何にしても、それほどに人気を集めているクルマが待っていれば手に入るというのは心躍ることには違いない。何万人もが行列しても買いたいと思うクルマが今現実に国内にある、そんな時代の日本に生きられたボクらはラッキーなのかもしれない。

スズキ https://www.suzuki.co.jp
トヨタ https://toyota.jp
ダイハツ https://www.daihatsu.co.jp

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