2020.05.25

ジムニー納車待ちは短縮せず?! 先にライズ/ロッキーを買う人続出か?

2018年7月5日に発売され、間もなく2年になろうとしているスズキ・ジムニー&ジムニーシエラ。発売以来、人気は絶大で、とどまるところを知らない状況が続いている。

今やすべての市販車が角の取れた丸いスタイリングを採用する中で唯一直線基調のデザインとしながらも、全体としてはラブリーでキュートなイメージさえ持たせることに成功。老若男女に関係なく、さらには自家用車を所有することにさえ関心のなかった層にまで訴求することによってファンを増やしてきた。

一方で、フレームボディを持つ本格オフロード4WDとしてのイザという時の信頼性も最新の新型車として十分な素質を持っており、その点でも高い支持を得るに至っている。キャンプや釣りなどアウトドアで活用する人は多い。



加えてジムニーは軽自動車、ジムニーシエラは1.5ℓエンジン搭載車であり、維持費の面では絶対的な割安感がある。

このようなわけでジムニーおよびジムニーシエラは、街で見かける機会も増えており、今後ますますファン層が拡大していくに違いない。

しかし、そのジムニー&ジムニーシエラには問題がひとつある。販売店に行って注文しても、すぐには手に入らないことだ。現在もなお、注文時には納車されるまで1年ほどかかると明言される事態なのである。

その原因は、需要と供給のバランスが取れていないことに尽きる。

新型ジムニー&ジムニーシエラの発売時にメーカーであるスズキ株式会社が出した資料では、国内の年間販売目標台数はジムニーが15,000台、ジムニーシエラは1,200台とされている。月で割ると、ジムニーは1,250台、ジムニーシエラは100台となる。

一方で、直近の2~3月の販売台数(実際に納車された台数と考えてよい)は、ジムニーが2月は2,336台、3月が2,081台、ジムニーシエラはそれぞれ1,220台、1,134台となっている。ジムニーは当初に予定されていた台数の2倍近くを、ジムニーシエラに至っては10倍以上の台数を国内に供給していることになる。それでも納車まで1年前後待たなければならない状況が常態化しているというのだ。

まさに今回のコロナ騒ぎにおけるマスクやトイレットペーパーと同じような状況なのである。なお、「どうしてジムニー置いてないんだ!」と販売店でスタッフにからむ人がいたという話は今のところ伝わっていない。

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