2020.04.23

ジムニーJB64で話題のオフロードタイヤX-ATをパフォーマンスチェック!

M/TとA/Tタイヤを高次元で融合したX-AT

2019年の登場以来、本格オフローダーやドレスアップ指向の4WDユーザーから大きな支持を集めているオフロードタイヤ「GEOLANDAR X-AT」。言わずと知れたヨコハマタイヤの4WD・SUV専用ブランド「ジオランダー」の新世代タイヤだ。その最大のポイントは、M/T(マッドテレーン)タイヤとA/T(オールテレーン)タイヤを融合したようなキャラクターにある。ただし、最小サイズが「LT265」とされており、小型の4WD・SUVには無縁の存在だった。

ところが、さすがユーザーマインドを捉えたサイズ設定で知られるジオランダー。今回、待望のジムニー&シエラ対応サイズ「195R16C」や「LT235/70R16」などのサイズを追加。今回のサイズ追加によって、14~20インチのフルラインナップとなったのである。早速軽ジムニーJB64に装着して、そのパフォーマンスをチェックしてみた。

X-ATの走行チェック&新技術

今回は「195R16C」を、ノーマル車高のJB64に装着。実はこのタイヤサイズはリフトアップジムニーを想定したものだが、オフロードでフルストロークさせても、どこにも干渉はなかった。それを第一に報告しておこう。



高速道路や街中のドライブは快適そのもの。ロードノイズはほとんど気にならないし、ゴツい見た目と裏腹に乗り心地はしなやかだ。A/Tタイヤとしては合格。またタイヤサイズアップによって、極端に燃費が悪くなったりパワーを喰われることもないし、さらにワインディングでの身のこなしも小気味いい。

オンロードでの快適さ・操縦安定性の高さは、この見た目にして、同じジオランダーのA/Tタイヤ「G015」に近い。ロードレンジC規格ということで、エア圧は前後2.0㎏・fに設定したが乗り心地も良好。ワイルドな足もとを演出しながら、この快適な乗り味は、X-ATの最大の持ち味である。



一方、オフロードでのトラクションレベルも優秀だ。少し湿った赤土や黒土のモーグルにも入ってみた。M/Tタイヤならともかく、A/Tタイヤにはかなり厳しい条件だったが、X-ATは登りや斜面を難なく走った。ジムニーのブレーキLSDとの相性も抜群だし、M/Tタイヤに近いフィーリングのグリップ感で十分遊べる。



さらに乾いたダートのようなフラットなオフロードシーンではタテ・ヨコ方向ともグリップレベルが高く、小気味いいハンドリングを披露。路面での安定した挙動はX-ATの何よりのアドバンテージだ。林道や川原などのフィールドにも安心して踏み込める。安定した操縦性を提供してくれるのを体感できた。

また新しいコンパウンドの採用により、ロングライフ性能にも期待できるという。

■写真/山岡和正 ■レッツゴー4WD 2020年5月号掲載記事より抜粋

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