2019.06.18

BMWを操る楽しさ満載

【シリーズ・平成ドイツ車アーカイブ10】

BMW 1 Series

BMW1シリーズ第一世代 E87

手頃なコンパクトとして注目なのが、初代1シリーズ。BMWらしいスポーティなルックスと実用性を兼ね備えた後輪駆動のハッチバックである。3シリーズがどんどん大型化していることもあって、1シリーズならではの個性が際立っている。

装備内容も充実していて、オートエアコンやレインセンサーなど、あると便利な快適装備も満載。バイキセノンヘッドライト、PDC、クルーズコントロール、シートヒーターなどはオプションとなっている。

走りの面ではリアサスペンションに5リンク式を採用したことで、走行安定性が向上。扱いやすいボディサイズと軽快に回るエンジンの組み合わせによって、BMWに乗る楽しさを堪能できる。さらに横滑り防止装置が標準装備されているなど、安全装備にも抜かりはない。

カーゴルームは全面がファブリック処理されており、リアシートは2対1の分割可倒式。用途に合わせて多彩なアレンジが可能だから、ファミリーカーとしても十分に使えるし、5ドアであることも実用上では見逃せないポイントだ。

グレードは直4DOHCを積む116i、118i、120iのほか、直6DOHCを搭載する130i Mスポーツを用意。こちらは専用のエアロパーツやサスペンションを装備し、走りを強化したグレード。ステアリングやシートなども専用品を装備して差別化が図られている。ボディはハッチバックのほかに、クーペとカブリオレがあり、本国では3ドア版のハッチバックもラインナップしている。

初代1シリーズはデビューから10年が経過していることから、中古車の流通量は豊富にある。100万円を切るクルマも多く出回っているから、はじめてのドイツ車としても選びやすい。狙い目のグレードとしては後期型の116i。流通量が多くボディカラーまで含めて選び放題であることと、装備類がシンプルであることがその理由だ。年式的にもこれまでの整備履歴がより重要になってくるので、これが不明なクルマは避けるようにしたい。

クーペやカブリオレは、ハッチバックに比べて中古車の流通量が少ないが、直6ターボにMTを組み合わせた135iクーペは、走りを重視するユーザーから支持されている。


■GERMAN CARS 2019年2月号 掲載記事より抜粋

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