2020.02.05

キャデラックのSUV「エスカレード」がモデルチェンジして自動運転に一歩前進

米GM(ゼネラルモーターズ)の誇る最高級フルサイズSUVであるキャデラック・エスカレードのフルモデルチェンジが発表された。2021年モデルとなる新型エスカレードは、北米での発売は2020年第三四半期(7~9月)の予定。

GMでは先にシボレーブランドのフルサイズSUVであるタホ&サバーバンのフルモデルチェンジが発表されているが、キャデラックブランドのエスカレードもシャシーの基本部分を共有していることから、今回のフルモデルチェンジとなった。

新型エスカレードの内外装を見る(写真ギャラリー全48枚)

(関連記事)
シボレー・タホ&サバーバン/人気フルサイズSUVがモデルチェンジ

これまでと同様、シボレー・タホに相当するスタンダードホイールベースモデルに加え、サバーバンに相当するロングホイールベースモデルのESVも用意されている。搭載エンジンは420hp/63.6kg-mの6.2ℓV8・OHVと、277hp/63.6kg-mの3.0ℓ直6・DOHCディーゼルターボの2種類から選べる。トランスミッションは10速ATのみ。



新型キャデラックの一番のニュースは、進化した「スーパークルーズ」の搭載である。スーパークルーズはGMの自動運転技術で、これまではキャデラックのフルサイズセダンCT6に搭載されるのみだったが、今回のエスカレードには、その進化版が搭載されることになる。



スーパークルーズではすでに指定のハイウェイであれば車線変更をしない範囲で手放し運転を可能としていたが、今回の進化のもっとも大きなものは、ドライバーがウインカーを操作するとセンサーがそちらの車線の安全を確認したうえで自動的に車線を変更できるようになったこと。その間、ドライバーのステアリング操作は不要となる。ただしスーパークルーズは、ドライバーが前を見ていないと動作しないようになっている。ドライバーの視線が常にチェックされているのである。

さらにスーパークルーズは指定されたハイウェイ上でのみ使えるもので、一般道を含め、どこでも使えるわけではない。現在はアメリカおよびカナダ国内でしか使用できないので、日本に輸入される際には外すか無効にされるかしたものということになる。

このスーパークルーズは、今後キャデラックの全モデルへと搭載車種が広がり、さらにシボレーおよびGMC各車にも搭載されていく予定だという。

一見して新型キャデラック、先代モデルのイメージを引き継いでいるが、タホ&サバーバンと同様に、ヘッドランプデザインが薄く切れ長なものに変更されていて、堂々としたラジエーターグリルを持ったフロントマスクを引き締まった印象にまとめている。また先代モデルに比べると、全体的に多少丸みを帯びているのも特徴と言える。



PICK UPピックアップ

SPECIAL

RANKING