2019.06.18

現代のメルセデスらしさを手頃に楽しむ

【シリーズ・平成ドイツ車アーカイブ6】

Mercedes-Benz C Class

メルセデス・ベンツCクラス 第二世代 W202

Cクラスはモデルチェンジを重ねるごとに、豪華で快適なクルマへと進化している。それは先代型のCクラスにおいても同様で、エクステリアは力強く堂々とした印象。ボディも過去のEクラスに匹敵するまでに拡大されているから、Cクラスということに引け目を感じることは全くなくなって独自の個性を打ち出している。先代型Cクラスは、同じ排気量のエンジンを搭載しながら「アバンギャルド」と「エレガンス」という仕様の違いを選べる。左写真は上質かつ高級感溢れるエレガンス仕様で、アバンギャルド仕様はフロントグリルの中央にスリーポインテッドスターが備わる。どちらもワイドなホイールアーチや押し出し感のあるグリル回りで、力強いデザイン。中古車となった今でもまだまだ古さを感じさせず、メルセデスらしいステイタス感を存分に味わえる。

エンジンはスーパーチャージャー付きの直4とV6。どちらも扱いやすいトルク特性を持ち、先進の技術によって燃費性能も向上させている。足回りやステアリングには「アジリティコントロール」と呼ばれる統合的な制御技術を搭載。快適性を維持しながらハードな走行にも対応している。ATは5速と7速が設定されているが、ベストバイとした前期型のC200コンプレッサーはシンプルな5速で、エンジンもベーシックな4気筒。今回、SクラスやSLクラスなどをチョイスしていないのは、やはり構造が複雑であり何かあった時の出費も大きくなるからだ。そのため、はじめてのメルセデスであればベーシックな車種の方が安心できると考えたからである。

快適装備は左右独立してエアコンの温度設定ができるクライメートコントロールや乗り降りをラクにするイージーエントリーなど充実した内容。こうした装備から走りに至るまで、現代のメルセデスらしさを存分に楽しめるのがW204の魅力だ。


■GERMAN CARS 2019年2月号 掲載記事より抜粋

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