2019.12.27

正月休み、年末年始ドライブのトラブル原因ベスト3は?

本日で仕事納め、明日からはお正月休み! という人が多いのではないか。これから日本全国が一斉にお正月気分にひたる時期に入る。年末年始は、普段はクルマで動かない人まで運転する機会が増えるため、普段なら起きない様々なことが発生することになる。

自動車ユーザーならJAF(一般社団法人日本自動車連盟)のロードサービスをご存じの方も多いことだろう。実際にお世話になったことのある方もいるはず。24時間、年中無休で、電話一本またはスマホアプリからの連絡で救援に駆けつけてくれるイザという時に頼りになるサービスだ。

 JAFスマホアプリ

そのJAFによると、1年のうち「ゴールデンウイーク」「お盆」「年末年始」が、救援要請件数が一番多くなる時期だという。そのうちのひとつ「年末年始」がこれから始まるというわけである。

前回の年末年始(2018年12月29日~2019年1月6日)にJAFが出動した件数は7万2293件になったという。これは10.8秒に1件という計算になる(2018年全体では13.8秒に1件)。

2018年1年間を通して見た場合、一般道路と高速道路での四輪・二輪合計の出動理由TOP3は、1位が「バッテリー上がり」、2位が「タイヤのパンク」、3位が「キー閉じこみ」となっている。これが年末年始に限ると一般道の1位が「バッテリー」、2位が「タイヤ」、3位は「落輪・落込」となり、高速道路では1位が「タイヤ」、2位が「燃料切れ」、3位が「事故」となる。

バッテリーとタイヤはトラブル原因としては常にトップランクにあるが、普段乗っていないクルマを動かすことによるメンテナンス不足から起因するものも多い。放電気味のバッテリーでエアコンを駆使しながら走ったり、空気圧が下がったタイヤで高速運転すれば、トラブルに直結することは想像に難くない。気温が下がるとバッテリー自体が放電しやすくなるし、タイヤの空気圧も自然に下がるのでなおさらだ。

「落輪・落込」にはいろいろなケースがあるが、雪道や凍結路でブレーキやハンドル操作が不能になった結果であるものも多い。明確にチェーン規制が行なわれている場合はともかく、ドライブ中に知らない道を走行中、突然に路面が凍結している場合もある。標識などで注意を促している場所も多いが、それを見落としてしまうこともある。そうした場所にサマータイヤで入ってしまうと非常に危険な状態になる。JAFのテストによると、雪道におけるノーマルタイヤの制動距離はスタッドレスタイヤの約1.7倍にもなるという。止まれると思ってブレーキを踏んでも、思ったところで止まることは不可能なのである。積雪や凍結の可能性のある場所に行く場合はタイヤ交換やチェーンの携行は必須と考えよう。



もうひとつJAFで注意を喚起しているのが「寒冷地における軽油凍結」についてだ。寒冷地ではその地域の気温に合った規格の軽油がガソリンスタンドに用意されているので、目的地付近で給油しておくことが必要。給油済みの軽油が対応していない気温にまで下がると、燃料タンク内の軽油がシャーベット状になってエンジン内に送ることができなくなってしまうからだ。一泊した翌朝にエンジンがかからないという可能性がある。なお、ガソリンは凍らないのでこうした心配は不要だ。



ドライブ中にトラブルに遭うと、同行者全員がブルーな雰囲気になってしまう。事前に備えができることはしておいて、年末年始の良き思い出を作りたいものだ。


JAF 日本自動車連盟
https://jaf.or.jp

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