2019.11.18

フォード・マスタングのSUVモデルが電気自動車として新登場!

アメリカの誇る人気クーペモデル「マスタング」が未来に向けた一歩を踏み出した! マスタングの名前を冠した4ドアSUVのフルEV(電気自動車)モデル、その名も「Mustang Mach-E」がデビューした。同時に予約サイト(http://www.ford.com/suvs/mach-e/2021)もオープンしている。2021年モデルとされており、発売・納車時期は、「プレミアム」と限定車の「ファーストエディション」が2020年後半、スタンダードモデルの「セレクト」と上級モデルの「カリフォルニア・ルート1」が2021年初頭、ハイパフォーマンスグレードの「GT」は2021年春とされている。

これまで、フォードのSUVラインナップにはスポーティなシルエットを持ったものはあったものの、世界的に増加傾向のいわゆるSUVクーペはなかった。今回の「Mustang Mach-E」はマスタングのイメージを踏襲したSUVとして、SUVクーペとしてのスタイリングを持った初めてのラインナップとなった。マスタングの名前を冠した「マスタングファミリー」の一員として、外観のディテールにはマスタングファンなら誰でも分かるデザインが盛り込まれている。



フルEVの「Mach-E」には本来フロントグリルは不要だが、マスタングのヘキサゴングリルと同様のデザインが施されており、切れ長のヘッドランプユニットデザインとともにマスタングに似た顔付きになっている。ボディサイドのキャラクターラインやリアのブリスターフェンダーもマスタングと共通のディテールであり、フォードの他のSUVには見られないものとなっている。さらに決定的なのはリアの3連テールランプで、これはマスタングの初代(1964年)モデルからの伝統的デザインだ。



さて、「Mustang Mach-E」はマスタングの名前こそ付いているが、マスタングの基本設計を流用したものではなく、フルEV向けに新たに設計されたプラットフォームを採用している。エンジンを搭載せず、一番の重量物であるバッテリーは車両の中央、すなわち前後の車軸の間に配置されている。そして「Mustang Mach-E」は、マスタングのドライビングの楽しさを実現し、なおかつSUVとして5人乗りの室内空間と荷室を最大化することに成功したという。



搭載されるバッテリーは2種類。75.7kWhのスタンダードレンジ(SR)バッテリーと98.8kWhのエクステンドレンジ(ER)バッテリーである。SRバッテリーをFR(後輪駆動)モデルに搭載した場合、満充電での航続距離は推定値で230マイル(370km)、最高出力255hp、最大トルク306lb-ft(42.3kg-m)となる。同バッテリーをAWD(全輪駆動)モデルに搭載した場合は、満充電での航続距離は210マイル(337.9km)、最高出力は255hp、最大トルクは417lb-ft(57.6kg-m)となる。同様にERバッテリーとFRでは航続距離300マイル(482.7km)、最高出力282hp、最大トルク306lb-ft(42.3kg-m)となり、ERバッテリーとAWDでは航続距離270マイル(434.4km)、最高出力332hp、最大トルク417lb-ft(57.6kg-m)である。ただし、最上級グレードのGTだけは、ER+AWDだが航続距離は235マイル(378.1km)、最高出力459hp、最大トルク612lb-ft(84.6kg-m)とされている。

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