2019.11.12

クラシックなアメリカンピックアップトラックを最新カスタムに

Mopar Lowliner Concept


「ピックアップトラックのクラシックモデルをカスタマイズする」というトレンドは、アメリカでますます熱く注目すべき流れになっている。それを受けて、アメリカのネバダ州ラスベガスで開催された世界一のカスタムカーショー「SEMAショー」に、ダッジブランドのフルサイズピックアップトラックである1968年型D200のカスタムモデル「Mopar Lowliner Concept(モパー・ローライナー・コンセプト)」が展示された。アメリカ三大自動車メーカーの一角を占めるクライスラーの部品・用品部門「Mopar(モパー)」の製作によるものだ。

一見して目に入るのは鮮やかなボディカラー。「Candied Delmonico Red(キャンディ・デルモニコ・レッド)」をベースとして、フロントグリル、バンパー、ホイールは「Dairy Cream(デアリー・クリーム)」にペイントされているが、この2色のコントラストが印象的だ。クリーム部分によりレトロなイメージを出しながら、レッドのキャンディによって全体としては現代的にまとめられている。ベース車両は「1968 Dodge D200 Sweptline」のキャンピング仕様だったというが、現車にはすでにキャンパーとしての面影は存在しない。



外観から現代的なイメージを感じるもうひとつの理由は、ドアハンドルや給油口が無くなっていること。当時の車両に用いられたドアハンドルや給油口を現在のものと比べてみれば一目瞭然、それらをストック状態のままにすれば、そのデザインの違いによって「現代的」という評価はあり得ないものになってしまう。一方でボディサイドのキャラクターラインはそのままに残されている。ドアミラーやテールゲートのブランドロゴについても当時のディテールでありながら現代的なアレンジがなされている。



こうした各部のディテールだけでなく、実はもっと大がかりな変更がこのローライナーには加えられている。フロントタイヤがオリジナルのD200に比べて3インチ(約7.6cm)前にずらされており、ホイールベースが延長されているのだ。これによって全体のプロポーションがより現代的に整えられている。足回りにはエアサスが組み込まれており、レトロチックなデザインのアルミホイールは22インチ、タイヤサイズはフロントが285/35-22、リアが325/35-22となっている。フロントよりもリアに幅広のタイヤを装着するためにリアのホイールハウスは左右とも5インチずつ広げられ、マッスルカー的な雰囲気を持たせている。

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