2019.11.06

トヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーは小型SUVの決定打になるか?

トヨタのラインナップの中では最小サイズのSUVとなる「ライズ」、ダイハツとしては唯一のSUVとなる「ロッキー」が発売された。トヨタとダイハツという異なる自動車メーカーによるこの2台を同時に語るのには理由がある。ダイハツはトヨタのグループ企業なので、実はこれまでにもトヨタブランドの小型車にはダイハツが開発および製造する車種があったが、今回のトヨタ・ライズとダイハツ・ロッキーも同様で、両車ともに開発・製造はダイハツが担当する。ブランドや内外装のディテールは異なっても基本設計は共通で、いわゆる「兄弟車」または「姉妹車」と呼ばれる関係にある。

現在、世界的に4WD&SUVブームと言える状況があって、日本国内ももちろん例外ではない。自動車メーカーはどこも、当面はSUVのラインナップを充実させることに軸足を置いた戦略を持っている。今回のライズ/ロッキーの発売により、手頃な価格帯で市街地でも小回りのきく小型SUVの選択肢が増えることになった。

 ロッキー

購入を考えるうえで一番問題になる価格だが、2WD、4WDを含めた両車のラインナップ全体で
ライズ 1,679,000~2,282,200円(税込)
ロッキー 1,705,000~2,422,200円(税込)
となっている。

この価格は国産SUVの中では
スズキ・クロスビー 1,798,500~2,185,700円(税込)
とガチンコのライバルとなる。

これより安いものというと、軽自動車のジムニー、ハスラー、フレアクロスオーバー、およびジムニーをベースとしたジムニーシエラ、それにイグニスという感じ。フレアクロスオーバーはマツダブランドだがハスラーの兄弟車なので、事実上、すべてスズキ車ということになる。

一方で価格的に多少高めの200~350万円に目を移すと、日産ジューク、ホンダ・ヴェゼル、三菱RVR、マツダCX-3、スズキSX4 Sクロス、スバルXV、日産エクストレイル、トヨタC-HR、三菱エクリプスクロス、スズキ・エスクードと多数あり、実はこのあたりともう少し高めの部分を含めたところに国産SUVのボリュームゾーンがある。すなわち車種の数も多いし販売台数も多い。新型ライズ/ロッキーは、国産SUVマーケットのド真ん中と最廉価車種の中間を狙ったわけだ。

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