2019.10.14

スーパーレーシングカー「コルベットC8.R」体感動画!

第八世代となる新型コルベット(C8)の一番のニュースは、66年間におよぶコルベットの歴史で初めてミッドシップレイアウトを採用したことである。実は、コルベットをFR(フロントエンジン後輪駆動)ではなくミッドシップにしようというアイデアは以前からあり、モデルチェンジのたびに俎上に載せられてきたと言われている。そのアイデアを最初に出したのが「コルベットの父」と呼ばれるZora Arkus-Duntov(ゾーラ・アーカス・ダントフ)だった。

ロシア生まれのベルギー人である彼は移民としてアメリカにやってきて、市販前にショーカーとして一般公開された初代コルベットを見たことをキッカケにGMに入社、コルベットの開発に全精力を傾けることになる。スタイリングにこそ目を見張るものがあったコルベットだったが、中身はというと単なるデートカーであって、150hpの3.85ℓ直6エンジンに2速ATでは、当時アメリカ国内でも流行していたヨーロッパ製スポーツカーに対抗できるものではなかった。

コルベットのチーフエンジニアとなったダントフは、V8エンジンを搭載、マニュアルトランスミッションを用意し、リアを独立懸架にするなど、コルベットをスポーツカーとして仕上げるべく改良を続けた。そうした改良と並行してダントフが取り組んだのが、コルベットのミッドシップ化だった。彼は1960年にオープンホイールのミッドシップスポーツカー「CERV I」を製作、その後「CERV II」「CERV III」と進化させて見せたが、当時のGM首脳陣はコルベットのミッドシップ化にゴーサインを出さなかった。

CERV I CERV I
 CERV II
CERV III CERV III

そうした経緯を経ての今回のミッドシップ採用であることを踏まえて、下の動画は制作されている。前半に出演している男性がダントフである。中盤にレーシングスーツを着て出てくるのはコルベットレーシングの現役ドライバーで、Oliver Gavin(オリバー・ギャビン)、Tommy Milner(トミー・ミルナー)、Antonio Garcia(アントニオ・ガルシア)、Jan Magnussen(ヤン・マグヌッセン)の4名。コルベットのミッドシップ化の夢のバトンが彼らへと受け継がれたことが描かれている。


https://youtu.be/Wj1OpMpbrS8


新型シボレー・コルベット スペシャルサイト
https://www.chevrolet.com/upcoming-vehicles/2020-corvette

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