2019.09.04

ジムニーJB64向けGANADORマフラーでトルク、パワー、燃費が向上

設計から開発・生産に至るまでを一貫して行なうことにより高品質を維持するフルジャパンメイドのスポーツマフラー・メーカー「GANADOR(ガナドール)」。古くから4WD・SUV用スポーツマフラーを数多くリリースしてきた同社から、これまでの技術とノウハウを注ぎ込んだ新型ジムニー(JB64・4AT)用のマフラーがついに登場! ラインナップは大きく分けてセンターパイプから出口までのフルサイズタイプと、リアピースのみの2種類で、出口形状はスクエアとサークルの2つからそれぞれ選ぶことができる。

 サークルタイプ

ガナドールのスポーツマフラーは、出力アップと燃費改善を得るため、独自の流体管理構造を取り入れた「P・B・S(パワー・ブースト・システム)」を採用している。ただし、今回の新型ジムニーJB64の場合、660ccという小排気量と限られた排気管の取り回しスペースなどによって、その開発は一筋縄ではいかなかったという。

最大の難関は、小排気量ゆえに抜けの良さを重視すると、一方ではトルクが細くなってしまうことだった。そのため、ある程度の太さを確保した50φのエキゾーストパイプは、長さを大きめに取る設計でトルクアップを得ている(リアピースタイプ=1.0kgf‐mアップ/フルサイズ=1.4kgf‐mアップ)。横置きにセットされたメインサイレンサーから長い取り回しを経て、左側の出口へ排気が導かれるのは、まさにトルクを稼ぐためなのだ。

 スクエアタイプ

ちなみに、開発はリアピースタイプからスタートしたが、トルクだけでなく、確かな馬力アップ(2.6ps)と燃費改善率の向上(11.2%)を得た上で、フルサイズタイプの開発にも着手。リアピースのみで目標を達成できた後は、フルサイズでさらなる性能向上(4.1psアップ/11.3%の燃費改善率)を求めるのは、もはや難しいことではなかったそうだ。

結果、JB64・4AT車にありがちな発進時のモタつきを解消。リヤビューを誇らしげに演出した上で、オフロードはもちろん、日常においても確実な性能アップを期待できるマフラーであることが、GANADORの真骨頂なのだ。

純正では右側に出口があるJB64向けガナドールマフラーの出口が左側にあるのは、トルクアップを狙うためのロングエキゾースト化に加え、右側にある純正・けん引フックとの位置関係、総合的なスタイリング面からあえて決めたこと。もちろんバンパーとマフラーのクリアランスやテールの突出量は、見た目のバランスや安全面への配慮も緻密に計算されている。

今回紹介した4AT車向けにとどまらず、5MT仕様やジムニーシエラ(JB74)用についても開発が進行中だという。

■レッツゴー4WD 2019年10月号 掲載記事より抜粋