2019.09.03

ジムニーJB64 vs ジープ・ラングラーJL 本格派四駆徹底比較

2018年7月に発売された新型ジムニー、2017年11月に北米で発売(日本仕様は2018年11月に発売)された新型ジープ・ラングラー。前後して新型へと切り替わったジムニーとラングラーは、ともに長い歴史を持つ本格派4WDとして愛されてきた。無骨さを感じさせるディテールを持ちながらも全体としてはオシャレなイメージにまとめられたスタイリングという部分でも共通点を持つ2台。サイズは違っても似たイメージを持ったこの2台を、今回は本格派四駆という側面を中心に比較を試みる。

SUVマーケットが世界的な広がりを見せるなか、ボクらが愛してやまない“オフロード4WD”が絶滅危惧種になってきた。フレーム付きボディ、前後リジッドサスペンション、トランスファ付きパートタイム4WDシステム…。こんな、本格4WDたるキーワードを満たすクルマは、メルセデスGクラスが消え、ランドローバーの最後の砦ディフェンダーが“ディスカバリー化”するとのウワサ。となると、残るのはランドクルーザー70系、そしてジープ・ラングラー、ジムニー…この3車種しかない。安全性や環境問題など、クルマの未来は今後、大きな転換期を迎えるのは分かっているけれど、なんとも寂しい話ではある。

しかし、救いはこの“本格派”たちが衰えを見せていないこと。ランクル70は、かの日本での再販時も予想以上の人気ぶりを見せ、もちろん海外市場でも根強い人気を見せる。そして、ラングラーとジムニーについては昨年、ほぼ同時期にフルモデルチェンジを実施! ジムニーは7月、ラングラーは日本デビューが11月だったが、いずれも長い納車待ちに悩まされる…それほど熱い支持を集めるに至っている。

今回は、そんな“本格オフローダーの生き残り”、ジムニーとラングラーの最新モデルを、比較試乗する機会を得た! ジムニーはJB64、最上級グレードのXC、4速ATモデル。ラングラーはJL、フラッグシップモデル「ルビコン」のショート・6速MTだ。ちなみにJLの日本向けにはこの仕様が設定されていないので、北米仕様を持ち出してみた。


SUZUKI JIMNY XC
軽自動車に収まるボディサイズなので、全長・全幅、ホイールベースなど、数字的には先代のJB23と同じ。ただしスクエアなデザインで、23よりひとまわりくらい大きく見える。ちなみにラングラー・ショートより、全長で約850㎜、全幅で約400㎜も小さい。





Jeep WRANGLER RUBICON
ラングラーJLは、日本ではほとんど売れていないショート・2ドアモデル。しかも「ルビコン」グレードは、フロントのハイラインフェンダー、前後スチールバンパー、285サイズのATタイヤなどで武装。ビレットシルバーのボディカラーなども日本仕様にはないスペック。





■レッツゴー4WD 2019年10月号 掲載記事より抜粋

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