2019.07.10

ますます高まるドライブレコーダーの重要性

自動車事故は起きないに越したことはない。しかし、いつ誰がどういう形で事故に巻き込まれるかは予見できない。そんな事故に備えるために自動車保険に加入するわけだが、実際に事故が起きてみると、保険会社によって、また直接の担当者によって、対応や解決に至る過程が違ってくる。

J.D. パワー ジャパンが発表した2019年自動車保険事故対応満足度調査の結果によると、(1)ドライブレコーダー特約による満足度の高まりが見られ、(2)代理店系保険会社とダイレクト系保険会社の満足度の差は縮まりつつあるが、(3)代理店系保険会社とダイレクト系保険会社で事故対応担当者の対応に対する満足度には差が目立ったという。

(1)ドライブレコーダーについて

今回の調査では、回答者の約30%がドライブレコーダーを装着しており、そのうち事故発生時に「相手あり」の約10%がドライブレコーダーの画像を提出している。画像を提出した層は、提出していない層よりも高い満足度を示していることも確認できた。事故発生時から保険金支払い完了までの平均日数は、画像を提出していない場合が「47日」、画像を提出した場合が「42日」となっており、ドライブレコーダーの画像提出による日数短縮が見られる。

一般社団法人電子情報技術産業協会によると、2018年のドライブレコーダーの出荷台数は367万台(対前年比、約100万台増)で、ドライブレコーダーの販売台数・装着率は増加しているが、ドライブレコーダー特約に加入している人は、全体の僅か2.4%に留まっているという。

(2)代理店系保険会社とダイレクト系保険会社の満足度

今回の調査は、満足度を測る指標として「事故受付体制」「事故対応担当者」「調査/認定結果」「修理サービス」「代車/レンタカーサービス」「保険金支払」の6つを設定し、それぞれの項目の満点を1000点として評価した。その結果をまとめたのが上のグラフである。今回(2019年)の結果と併せて前回(2014年)の結果を見ると、代理店系保険会社とダイレクト系保険会社で、その満足度の差は全項目で縮まっているのが分かる。

(3)代理店系保険会社とダイレクト系保険会社の事故担当者の対応について



一方で、代理店系保険会社とダイレクト系保険会社の事故担当者の対応についての満足度には一定の差が認められる。特に「報告連絡が遅かった/催促をした」や「途中担当者が変わった」などの指摘がダイレクト系で目立っている。

最後に、今回の調査における保険会社別の総合満足度ランキングは以下のようになった。



★調査の概要
■実施期間:2019年5月
■調査方法:インターネット調査
■回答者数:4,653人
※今回の調査対象となった保険会社は、
代理店系保険会社が
AIG損保、あいおいニッセイ同和損保、共栄火災、三井住友海上、日新火災、損保ジャパン日本興亜、東京海上日動、楽天損保
ダイレクト系保険会社が
アクサダイレクト、イーデザイン損保、三井ダイレクト損保、SBI損保、セゾン自動車火災、そんぽ24、ソニー損保、チューリッヒ


J.D.パワー ジャパン
https://japan.jdpower.com/ja

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